女性弁護士ローズの会

他の道から弁護士になった女性弁護士4人が、身近な法律に関する情報や日々の出来事など、思いつくままに書き綴ります☆ 
 
 
プロフィール

ローズの会

Author:ローズの会
福岡・広島の女性弁護士4人組

西岡 西岡里恵(にしおかりえ)
平和の森法律事務所(福岡)
医療事務→司法書士→弁護士

春田 春田久美子(はるたくみこ)
福岡エクレール法律事務所
OL→裁判官→弁護士 
 
下山 下山津雅子(しもやまつかこ)
泰星法律事務所(久留米)
法律事務所事務員→弁護士

依田 依田有樹恵 (よだゆきえ)
よこがわ法律事務所(広島)
OL→弁護士


【御挨拶】

わたしたちは、福岡県・広島弁護士会登録の女性弁護士です

4人の共通点は、別の道から弁護士になったこと、そして、弁護士をもっと身近に感じて欲しいとの思いがあることです

ちょっと弁護士に聞いてみよう、話してみよう、と気軽にご相談いただければと思います

お気軽にアクセスください!
 
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生活保護老齢加算廃止に初めて違法判決!! 

生活保護に関する記事が続きますが、もう一つ!

昨日(6月14日)、福岡高裁で画期的な判決が出ました

 生活保護の「老齢加算」廃止の是非が争われて訴訟で、福岡高裁は、廃止は「正当な理由のない不利益変更」で生活保護法に反する、と判断したのです!!

 この事件は、生活保護をめぐって、約30万世帯が受給していた老齢加算と、約10万世帯が受給していた母子加算が減額・廃止されたのに対して、全国の生活保護受給者が、憲法25条が定める生存権を侵害する、として提訴したものです。

 生活保護の老齢加算は、高齢者に特有の生活需要を満たすために、原則70歳以上の生活保護受給者に対して、1960年以来、月額約1万8000円が加算されて支給されてきたものです。
 国は、これを2004年に段階的廃止を決定し、2006年度に全廃しました。
 同じく廃止されていた母子加算については、民主党政権がマニフェスト通り2009年末に復活させましたが、老齢加算については、未だ廃止されたままです。

 今回の判決は、国が、厚生省の専門委が「中間とりまとめ」を発表したわずか4日後に加算廃止を決定した点を重視し、減額、廃止を決めた過程の違法性を指摘しています。

 国は、老齢加算を廃止した場合に、生活保護受給者にどのような影響が出るかなどを十分に検討したことを示す資料を全く出せなかったそうで、裁判所は、国が被保護者が老齢加算の廃止によって被る不利益を具体的に何ら検討していなかったと判断し、減額、廃止を決めた過程を違法、としたようです!

 この訴訟は全国で行われていますが、1審は福岡、東京、京都、広島の4地裁で、2審は東京高裁で、これまですべて原告側の訴えが退けられてきましたので、一連の訴訟で、原告側の主張が認められたのは、今回、福岡高裁の判断が初めてなのです!!

 福岡高裁のこの判決は、今後各高裁で続く裁判にとって、いい影響を与えるといいですね

 国には、原告となった対象世帯の高齢化が一層進んでいることを深刻に受け止めて、速やかに、老齢加算を復活する措置を取ってほしいものですね!

by nishioka

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